【わさびとヴィオニエ 焼肉ペアリング編】
なにげに、焼肉とワインって凄く好きなんですが、いつも赤ワインになっちゃうので、
ちょっと趣向を変えて白ワインでも楽しい焼肉を探求しました!
試したのはヴィオニエという品種のワインです。
アロマティック品種と言われていて、
パパイヤ、バナナ、マンゴーのような
南国フルーツやカサブランカのような花の香りでとっても華やかな、
味わいは前半に粘性のあるボリューム感を、
後半はドライなキレを表す個性的な品種です。
有名どころでフランス・ローヌのシャプティエのコンドリューも良いですが、
南仏のテーブルワイン格付けでも構いません。
部位としては頬肉やカルビなど赤身で鉄分のある要素とワインのミネラル感、
脂の甘味とのリンクもありました。あとは薬味にワサビを付けるのがかなり相性が良くって、
ホルモンのように膨らみのある食感の部位と合わせても広がりました。
もちろん、頬肉やカルビとワサビの相性は抜群です。
ワサビのスッーという酸にも似た要素が全体のアクセントとしてバランスするのと、
ヴィオニエのドライでスパイシーさとも取れる余韻との相性がいいです!
焼肉って味わいに酸の要素が少ないので、
薬味として加わると凄く全体の味わいが整います。
肉の味付けも塩系主体にするとまた引き合います。
たまには白ワインで焼肉も楽しいですよ!!

