ピュリニー プルミエ・クリュの熟成順

以前フランソワ・カリヨンの2018年の垂直比較をリリース直後にやったことがあります。

驚いたのが、シャンガン、ガレンヌ、シャン・カネなどの斜面上部から熟成が進んでいました。

斜面上部は表土が薄くて酸も高くなり、シャープな構造になると言われています。

そして細かいニュアンスはだいぶ前なので割愛しますが、

飲み頃としては、軽やかに香り、味わいが開いていて、バランス抜群でした。

斜面下部は表土が厚くなり、味わいにボリュームが出ると言われています。

斜面下部の方が厚ぼったくて閉じ切ってました。

ペリエール、フォラティエール、コンベットはまだまだ熟成が必要でした。

グラン・クリュなら、シュヴァリエが時間がかかると言われていますが、

プルミエ・クリュに関しては逆なのかー、と思いました。

プルミエ・クリュの場合は、畑のポテンシャルが上部と下部でだいぶ違うがからかもしれませんが。

それにしてもプルミエ・クリュ全部並べなんて贅沢でした。

今はそんな事なかなか出来ないですよね。

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